資金調達の方法
活動をしていく中で壁になるのが活動資金をどのように確保するかです。
①補助金・助成金に応募する
自治体、財団や基金など、様々な組織が公益な活動に対して補助や助成を行なっています。しかし、補助・助成をしている組織の趣旨によって、対象は変わってくるため、必ず自分たちの活動に当てはまるものがあるとは限りません。
・自分の住んでいるまちの「市民活動」「まちづくり活動」向けの補助金はあるか、ホームページを確認してみよう。
・どんな補助金・助成金があるか、ネットで検索してみよう。(canpanのホームページ)
②支援者を集める
自分たちの活動への共感や、活動を支援することでのメリットが提示できれば、協賛や寄付をしてくれる個人や企業、団体が出てくることがあります。何を目的に、どんな活動をして、どんな成果が期待されるのかを誰が見てもわかるように企画書にまとめることが大事です。
・ネットを通して支援者を集めるクラウドファンディングを実施するのもひとつの方法です。しかし、支援をしてくれる人が思い当たらないのにプロジェクトをはじめても一円も集まらないことがあります。
・その活動に共感してくれそうな企業を見つけ、アポを取って、直接交渉に行く方法もあります。若者向けの事業をしている企業の場合、その企業の宣伝をすれば協賛をしてくれる可能性が高くなりますが、企業側の宣伝ばかりして目的を見失わないように注意しなければいけません。(お金だけでなく、物品を提供してくれることもあります)
③自分たちで稼ぐ
物販やイベント参加費を徴収するなど、自分たちで稼ぐのもひとつの方法です。自分たちで稼ぐと聞くとハードルを高く感じる人もいるかもしれませんが、文化祭でお店を出すのと似たイメージです。
・地域のお祭り、マルシェイベントなどに出店し、何かを売って収益を得るのもひとつの方法です。食べ物を販売する場合は、保健所の許可が必要なため必ず事前に確認しましょう。
・勉強会や講演会、交流会など、イベントを主催して、参加費を徴収するものひとつの方法です。
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