NPO法人わかもののまちでは、2023年4月から「わかもの参画研究会」(仮称)の創設を計画しています。本事業の事務局スタッフを募集します。
設立目的
2023年4月にこども家庭庁の創設が予定されている。こども家庭庁の基盤となったこども基本法では、これまでの子ども・若者観を一新し、子どもや若者を社会を形成する主体として位置付けている。また、2022年11月には、全国の自治体向けに、こども家庭庁設立準備室から「こども基本法に基づくこども施策の策定等へのこどもの意見の反映について」が発出されており、子どもや若者の意見反映に取り組むことは自治体の義務であることが明記されている。
こうしたことからも全国各地でより一層、子どもや若者の参画に関する取り組みが広がっていることが期待される。一方で、我が国はこれまでに国連子どもの権利委員会から、子どもの意見反映に関する取り組みが行われていないことへの強い勧告を受けており、依然として「あやつり参加」や「お飾り参加」と言わざるをえない実践が多いのも現状である。
こども家庭庁の創設を契機に、子ども・若者の参画のあり方を模索し、そもそもなぜ参画が必要なのか、良い参画とはどんな参画なのかなど、子ども・若者参画を取り巻く研究を活性化することを目的に、本研究会を発足する。
研究会活動(予定)
① 定期的な研究会の開催(オンラインでの開催を想定)
・2ヶ月に1回程度のオンライン研究会の開催
・会ごとにアーカイブ動画の録画と記録を残す
② 研究会誌の発行
・半年から年に1回のペースで研究成果の発表を行う
③ 研究大会の開催
・年1回、研究大会を開催する
想定される業務内容
- 2ヶ月に1回開催される研究会への参加、事前調整、運営事務
- 運営会議への参加、議事録等の取りまとめ
- 研究会ごとにアーカイブ動画の記録、サマリーのまとめ、HP等の運用
- 研究会誌の取りまとめなどの事務
- 研究大会の運営
条件
○給与・報酬
月給制 15,000円〜30,000円程度(採用後に相談して決定)
・給与としてではなく、業務委託でも可能です。
・交通費や業務にかかる経費は別途負担します。
○時間・勤務日
月に10-20時間程度の稼働を想定 / フレックスタイム制
・研究会の開催は、平日夜間となることを考えています
・年に1回開催予定の研究大会への出席(研究大会のみ土日の開催となります)
・運営委員会は、平日日中となる可能性もあります
○勤務スタイル
テレワークが基本(研究大会のみ対面を想定)
○対象となる方
・上記条件で働くことのできる方
・わかもののまちづくりや若者の参画への興味関心がある方、すでに実践している方
・とりわけ子どもや若者の参画に関係することについて研究に取り組んでいる方を歓迎します
応募
応募される方は下記フォームに必要事項を記載の上、お申し込みください。締め切りは3月末日までとなります。
4月上旬に結果をメールでお知らせします。場合によって、個別に面接等をさせていただく可能性もございます。
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