若者ぷらっとホームやいぱるとは?
若者ぷらっとホームやいぱるは、2017年2月から焼津駅前通り商店街に開設されている10代・20代の地域交流拠点です。
やいぱるは、静岡福祉大学駅前サテライトキャンパス(通称:しずふく駅キャン)の3階に設置されており、2階には放課後子ども教室も併設されています。
“やいぱる”ができるまで
若者ぷらっとホームやいぱるは、焼津の若者たちの声をもとにつくられた施設です。やいぱる開館の約2年前の2015年7月に「わかもののまち焼津フォーラム」というイベントが開催されました。
このイベントには、中学・高校生、大学生から、お父さんお母さん世代、上は80代まで、幅広い方が参加をしてくださり、対話型ワークショップで「焼津が”わかもののまち”になったらどんなまちになるか?」を考えました。
ワークショップのなかでは、「若者が自由に集まれる拠点が欲しい」「他の学校にも友達が欲しい」などの声が多く若者たちから出されました。これらの意見をもとに、以前から焼津市が設置を計画していた静岡福祉大学の駅前サテライトキャンパス内に若者の地域交流拠点が併設されることになりました。
また、この若者交流拠点の設置過程においても若者の参画を重視し、高校生と大学生世代による「設置準備会議」を2016年3月に設置し、20回を超える議論を経て、2017年2月に正式に開館しました。
「若者ぷらっとホーム やいぱる」の名前の由来
「若者ぷらっとホーム やいぱる」は、設立準備会議で高校生の発案によって命名された名前です。
施設の名前はその場所を象徴する重要なものであることから、設立準備会議で4つの名前の案を出してから、市内の若者の投票によって決められることとなりました。結果的に、1160人の高校生・大学生世代の若者の投票で、この場所は“若者ぷらっとホーム やいぱる”に決定しました。
まず、「若者ぷらっとホーム」には、若者がぷらっと立ち寄れて、そこを拠点にして、プラットホームのように地域に出ていくことが意味に込められています。また、「やいぱる」には、焼津の「やい」と英語で「栄える・繁栄する」の意味を持つ”palmy”の単語と、やいぱるがある商店街が「栄町」に位置していることから「ぱる」と名付けられました。
やいぱるでできること
やいぱるは、休日や学校帰りに立ち寄って、おしゃべりや自習、ゲームなど各々が好きなように過ごしています。また、若者が主体となって様々なプロジェクトも企画されており、自らの「やりたい」をカタチにする拠点にもなっています。
毎年夏の恒例行事となっている近隣の幼稚園のお化け屋敷の企画・運営や、サマーキャンプをはじめ、毎月1回開催される「ホッとな食卓プロジェクト」など、様々なイベントが実行されています。(「ホッとな食卓プロジェクト」の名前は、東京都世田谷区の野毛青少年交流センターからいただきました)
若者が運営する若者の拠点
やいぱるの運営は、大学生世代を中心とした若い世代が担い、若者がつくる若者の拠点を実現しています。
現在は約10名の大学生スタッフが中心となって運営を行っています。
施設に関する詳しい情報は、「若者ぷらっとホームやいぱる」の公式ホームページをご覧ください。