わかもののまちサミット2025@東海を開催しました!

「若者もまちづくりの主役だ!みんなで“わかもののまち”をどう育てる?」を終えて

2025年11月15日(土)から16日(日)の2日間、茨城県東海村において「わかもののまちサミット2025」を開催いたしました。本サミットは、若者の社会参画・地域参画を推進することを目的に、毎年開催地を変えながら継続している全国規模のフォーラムです。

第5回目となる今回は、若者のチャレンジを官民挙げて推進する東海村を舞台に、全国から自治体関係者、NPO、研究者、そして中高生を含む若者たちが一堂に会しました。


■ 開催の背景と目的

2023年のこども家庭庁発足以降、各自治体では「こども計画」の策定が進められています。2025年度、いよいよ実装フェーズへと移行する中で、いかにして若者を「施策の対象」ではなく「共創のパートナー」として迎えるか。本サミットでは、先進事例の共有と対話を通じ、実効性のある「わかもののまちづくり」のあり方を模索しました。

■ プログラムの概要

【Day 1】全国ユースカウンシルサミット / フィールドワーク

初日は、若者が政策に声を届ける「ユースカウンシル」に焦点を当てた議論が行われました。東海村、新城市、群馬県、そして欧州の事例を比較検証し、若者主体の意思決定プロセスの現在地を確認しました。 また、東海村フィールドワークでは、行政担当者の案内のもと、村内での具体的な若者支援の実践現場を視察しました。

【Day 2】全体会・テーマ別分科会

2日目は、専門家や実践者を交えた全体会からスタートし、午後の分科会では以下の4つの重要課題を深掘りしました。

  1. 行政組織における「思いの継承」
  2. 子ども・若者施策の「評価指標」
  3. 部活動の地域移行と放課後のあり方
  4. 全体テーマの継続討議

■ 参加者からの評価と気づき

実施後のアンケートからは、今後の「わかもののまちづくり」を推進する上での重要な示唆が得られました。

  • 多角的な視点による学び: 「特定の立場に偏らず、多様な視点からの意見を聞くことができ、刺激を受けた」との声が多く、特に『みんなの公民館まる』等の実践例は、参加者の所属団体へ還元できる具体的な学びとなりました。
  • 継続的なネットワークの構築: 「前年度に続く参加で、関係性が深化していることを実感した」という意見があり、本サミットが全国の実践者を繋ぐプラットフォームとして機能していることが確認されました。
  • 当事者意識への課題: 「議論の傍観者となってしまった」という率直な意見もあり、これは「若者の参画」を掲げる我々が、場の設計において常に問い続けなければならない本質的な課題であると認識しております。
  • マインドの変化: 「今日からはしゃいで生きたい(主体的な情熱を持って取り組みたい)」といった前向きな宣言や、「仕事の枠を超えて若者をサポートしたい」という行政職員の決意も見られ、理論のみならず行動変容を促す場となりました。

■ 今後の展望

本サミットで得られた「心地よいモヤモヤ(さらなる探究心)」と「全国の繋がり」を糧に、各地域での取り組みが加速することを期待しております。

今回の開催にあたり多大なるご協力をいただきました東海村の皆様、ならびに全国からご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。 来年度は、兵庫県姫路市にて開催を予定しております。皆様と再びお会いできることを心より楽しみにしております。