日本版ローカル・ユースカウンシル・プロジェクト(LYC)

日本版ローカル・ユースカウンシル・プロジェクトとは?

本プロジェクトは、2017年4月から始まったもので、欧州を中心に広がるユースカウンシルの考え方と方法を元に、「日本版ローカル・ユースカウンシル」を開発・普及するのが目的です。

ユースカウンシルとは、「その地域に住む若者たちの声を集め、地域の若者をエンパワメントし、地域を変えるための協議体」のことで、日本語では「わかもの会議」「若者議会」「若者協議会」などと訳されます。

国内の若者政策や若者参加、シティズンシップ教育、子どもの権利などが専門の研究者、実践者で構成される検討会議を通して、『「日本版ローカルユースカウンシル」のつくり方ハンドブック』の作成を行い、2018年6月に公開されました。

わかもののまちのつくり方ハンドブック

本プロジェクトで完成した日本版ローカルユースカウンシルハンドブック「わかもののまちのつくり方」はこちらからダウンロードできます。また、購入を希望される方はわかもののまちオンラインショップからご購入ください。

ハンドブックを使った出前授業やワークショップ、講演のご依頼も受け付けております。詳しくは事務局までお問い合わせください。

わかもののまちのつくり方フォーラム

「わかもののまちのつくり方」ハンドブックの普及を目的に、2018年7月には全国3会場(静岡、京都、東京)で、わかもののまちのつくり方フォーラムを開催いたしました。

フォーラムには、スウェーデンで実際にユースカウンシルの活動に取り組む若者およびユースワーカーを招聘し、国内で子ども・若者参加に関わる活動に取り組む実践者とともに「日本でユースカウンシルを実現するためには?」をテーマに議論を深めました。

スウェーデンのユースカウンシル(若者議会)視察

また、NPO法人わかもののまちでは、実際にユースカウンシルの活動に肌で触れるため、2018年2月の1週間、スウェーデンのユースカウンシルを中心とした若者参加の実践に関する視察を実施しました。

なお、この視察の全体コーディネートは日本版ローカル・ユースカウンシル 検討委員の両角達平さんにご協力いただきました。

日本版ローカル・ユースカウンシル 検討委員会

「わかもののまちのつくり方ハンドブック」の作成にあたり、下記の検討委員・全体アドバイザーに協力いただきました。(肩書きは2018年7月のものです)

検討委員 

・両角 達平 氏(ストックホルム大学国際比較修士課程/ NPO法人Rights理事)

・川中 大輔 氏(シチズンシップ共育企画 代表/日本シティ ズンシップ教育フォーラム運営委員・事務局長)

・安部 芳絵 氏(工学院大学准教授)

全体アドバイザー

・宮本みち子 氏(放送大学副学長/千葉大学名誉教授)

子ども議会・若者議会に関する全国自治体一斉調査

早稲田大学卯月盛夫研究室と共同で「子ども議会・若者議会」の全国自治体調査を2019年に実施しました。

【調査報告】子ども議会・若者議会全国自治体調査

助成元

ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)

ハンドブック作成のための検討会議の実施とハンドブックの印刷製本費、フォーラム開催などへの助成

スカンジナビア・ニッポンササカワ財団

スウェーデンのユースカウンシル視察のための助成

第13回 マニフェスト大賞 優秀シティズンシップ推進賞 受賞

日本版ローカル・ユースカウンシル プロジェクトが評価され、第13回マニフェスト大賞 優秀シティズンシップ推進賞を受賞することになりました。

講師・ファシリテーター派遣

ユースカウンシルをはじめ、子ども・若者参加プロジェクトの導入を検討されている自治体や学校・団体などに、NPO法人わかもののまちから講師・ファシリテーターの派遣ができます。

プログラム例

◯子ども議会・若者議会(ユースカウンシル )を立ち上げたい地域の立ち上げワークショップ

◯子ども・若者と関わる大人向けのファシリテーション研修

◯スウェーデンや全国の子ども議会・若者議会(ユースカウンシル )についての講演会の講師派遣

◯子ども議会・若者議会に関するコンサルテーションおよび講師派遣

金額表

◯講演講師派遣:

(1〜2時間程度)70,000円〜150,000円

◯ファシリテーター派遣:

(2時間未満)70,000円〜

(2時間以上)100,000円〜

※この金額に交通費は含まれません。
※開催地域によって移動時間が変わるため、金額に変動があります。
※予算やプログラムの内容によって柔軟に相談に乗ることができます。まずはお気軽にお問い合わせください。
※子ども・若者が主催する事業には、予定の調整がつけば交通費のみで伺います!

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